Yasuo Kuniyoshi Project

岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄研究寄付講座》
11月25日・26日
岡山大学Jホール公演
創作舞台劇
 

老いた道化の
肖像をめぐる
幾つかの懸念

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Concept

国吉康雄を研究・顕彰するということ

 2015年にアメリカのスミソニアン・アート・ミュージアムで、没後初となる大規模な回顧展が開催された国吉康雄(1899-1953)。国吉は、日露戦争後の国策によって、アメリカに労働移民として16歳で渡りながら、その絵の才能をもアメリカの教育システムにより発見、育てられ、独特な作風を確立。ヴェネチア・ビエンナーレのアメリカ代表となるなど、20世紀前半のアメリカを代表する画家として活躍します。また、アーティストに対する人種差別や制作地域に対する偏見などと戦うなど、アーティストの権利獲得運動の中心に立ち、アメリカ美術家協会初代会長となるなど、社会的改革者、開拓者としても高く評価されています。
 国吉の作品には、アメリカの自由と民主主義の信念と、第二次世界大戦を敵性外国人として過ごさなければならなかった葛藤が描かれ、見る者に強烈なメッセージを投げかけます。国吉が“思考させる画家”と呼ばれる由縁です。その国吉の世界最大のコレクションはその生誕地である岡山市にあります。
 岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄研究講座》を中心とする“国吉康雄プロジェクト”では、国吉作品の研究・顕彰を行い、その多面的な活用法を開発し、国吉康雄作品とその資料、情報をコンテンツ化。地域へと発信・共有することで、岡山の地域、歴史遺産、文化、教育現場と連携し、“国吉康雄コンテンツ”の持つ可能性を核とし、地域貢献と文化発信に挑戦したいと考えています。また、スミソニアン・アメリカン・アート・ミュージアムでの回顧展を機会に、第二次大戦後の国吉がそう願いながらも、病のため、道半ばとなった日米文化の架け橋となるプロジェクトとして、国吉が暮らしたニューヨークと国吉生誕の地てある岡山とで交流の場を設け、国吉康雄を岡山、日本、アメリカ、世界に発信します。


 国吉康雄 A to Z LinkIcon (福武教育文化振興財団のサイトへ移動します) 
 
 

国吉康雄 Yasuo Kuiniyoshi
画家。1889年岡山市北区出石町にて誕生。16歳で単身渡米。1953年ニューヨークにて没。アメリカ美術家協会創設メンバーにして、初代会長。ベネチアヴィアンナーレアメリカ代表など。2015年にアメリカの国立美術館であるスミソニアン・アメリカン・アート・ミュージアムにて回顧展が開催され、ニューヨーク・タイムス、ワシントンポストなどで絶賛され、その年の全米美術館の評価ランキングで3位の企画展という栄誉を受けるなど、アメリカの多様性を体現するアーティストとして再評価が始まっている。
 
福武コレクション 
福武總一郎が所蔵する国吉康雄作品および遺品・資料。2017年4月時点で600点余。

福武コレクション特設サイトLinkIcon

SAAMの《逆さのテーブルとマスク》福武コレクション BHMの《ミスターエース》 国吉康雄記念碑(出石町) 国吉康雄模写PJ 「国吉康雄を探して」出演者

 NEWS

2017.11.3 国吉祭2017 の特設ページが公開されました!!
2017.10.5 音楽舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」チケットぴあ(Pコード:482029 / 興行コード:1746077)にて好評発売中!!
2017.9.26 音楽舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」情報解禁しました。特設ページへ
2017.9.26 国吉祭2017 オフィシャルブログ開設しました。国吉祭を運営する学生たちの本音をのぞいてみてください。
2017.9.13 音楽舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」情報解禁日が9月26日(火)に決まりました!
2017.4.12 CD講座主催の演劇プロジェクトの詳細を発表しました。詳細ページへ
2017.4.11 本サイトのデザインをリュニーアルしました。

 
 
 

国吉康雄顕彰短編映画「国吉康雄を探して」予告編

岡山市製作 / 2013年
監督・脚本・編集 才士真司
出演 藤原礼子/佐々木麦帆/長谷川智浩/山下菜々子/小川崇史/井上可奈子/大河原喬

本編はこちら

 


 

Service

岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄研究講座》を中心とする“国吉康雄プロジェクト”では、国吉作品の研究・顕彰を行い、その多面的な活用法を開発し、国吉康雄作品とその資料、情報をコンテンツ化。地域へと発信・共有することで、岡山の地域、歴史遺産、文化、教育現場と連携し、“国吉康雄コンテンツ”の持つ可能性を核とし、地域貢献と文化発信に挑戦したいと考えています。また、スミソニアン・アメリカン・アート・ミュージアムでの回顧展を機会に、第二次大戦後の国吉がそう願いながらも、病のため、道半ばとなった日米文化の架け橋となるプロジェクトとして、国吉が暮らしたニューヨークと国吉生誕の地てある岡山とで交流の場を設け、国吉康雄を岡山、日本、アメリカ、世界に発信します。

Study
+ Honoring
国吉康雄顕彰・研究活動

岡山市出石町出身でアメリカを代表するアーティストであり、アーティストの権利活動のリーダであった人権・社会活動家、ニューヨークを拠点に多くの現代アーティストを育成した教育者である国吉康雄(1889-1953)の研究と顕彰活動を行います。また、国吉康雄をコンテンツとした美術鑑賞教育プログラムを開発し、運用しています。

国吉康雄研究ダイアグラム

 

Improvement

《芸術文化資源》を活用した
地域コンテンツの開発と運用

岡山には多様な《芸術文化資源》があります。この貴重な地域独自の資源を活用した地域コンテンツの開発とその運用を行い、文化を基材とした新たなイノベーションが起こる素地を地域に育むとため、地域の《芸術文化資源》と岡山大学の《人材と知財》、岡山の人的・経済的《地域力》のマッチングを積極的に行う事業を展開しています。

国吉コンテンツを運用したプロジェクト展開図

Training

クリエイティブセクター人材の育成

地域の芸術文化資源を生かし、地域コミュニティーのハブとなりうる、クリエイティビティーの豊かな人材の育成するための事業を行っています。昨年度の活動では多様性に富む、様々な団体・個人の関与がありました。今年度も行政や地域の関係市民団体、企業との協働企画として、学生、市民の文化的生活の充実とクリエティブセクター(人材・関連産業)の育成、活性化を図る事業を実施致します。

 

国吉祭2016の岡山大学生・岡山後楽館高校生

 

 

舞台劇『老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念』
及び関連周辺事業の製作

岡山大学鹿田キャンパス・Jホール 11月25日・26日

国吉康雄作品を使用した《オリジナル演劇コンテンツ『老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念』とその関連事業の開発》を産官学、市民との協働事業として組成し、地域の芸術文化資源を生かした地域課題を考察するための事業を企画。講義のなかで、《岡山市のクリエイティブセクターの活性化を図るプログラム》を実施いたします。『CD養成』では、舞台作品の企画準備、宣伝計画、教育・地域連携などの関連イベントを企画。舞台本公演のプロデュースと運営と報告書を作成し、地域や関係団体と成果を共有し、課題の検証を地域協働プロジェクトとして行います。 
詳細ページ

Results

国吉康雄作品と研究資料をコンテンツとし、様々な企画、イベントを実施しています。

国吉康雄研究講座

岡山大学大学院教育学研究科

 

《国吉康雄を中心とした美術鑑賞教育研究寄付講座(国吉康雄研究講座)》は、2015年10月より岡山大学大学院教育学研究科に、公益財団法人福武教育文化振興財団と公益財団法人福武財団の寄付により、岡山市北区出石町出身のアメリカを代表する洋画家で人権・社会活動家、教育者である国吉康雄(1889年 - 1953年)の研究と顕彰活動を、国吉作品を日米最大規模で有する岡山から、教育連携を中心に推進するために設置されました。 

美術展覧会の組成 

国吉康雄展 etc

 

国吉康雄を紹介し、最新の研究成果の発信、教育連携プログラムの推進を合わせた企画展を組成しています。これまでにベネッセハウスミュージアム(2013年)、岡山シティミュージアム(2014年)、そごう美術館(2016年)での開催された展覧会の企画を行いました。詳しくはこちら

Art Education 

美術教育・研究プログラム

美術鑑賞教育プログラムとして、
1)対話型鑑賞
2)探究型鑑賞
3)創作ワークショップ
などを地域や教育現場の希望に合わせプランニングし、日本全国で出張講座を行います。
 
また、2013年、2014年には広島市立大学の画学生が、国吉作品の実寸大の模写を行うプログラムも実施いたしました。

国吉康雄勉強会

2012年 〜

国吉康雄の生まれ故郷である岡山市北区の出石町で毎月開催されている。研究者や愛好家の集まりではなく、「国吉さんのことを知っておきたい」と、出石町のおばあちゃんたちが言い出したことが始まりだ。それを町内会、婦人会などが支え、今年もまた月に一度集まり、国吉作品についての意見を交換しています。研究者や愛好家の集まりではなく、どなたでも自由に参加できる読書会のような絵画鑑賞クラブです。

クニヨシ部

岡山後楽館高校

岡山市立岡山後楽館高校が《クニヨシ部》という学生有志の文化活動団体を設立し、国吉康雄作品をアレンジし、文具や小物を制作、販売するという試みを行いました。このプロジェクトを成立させるために、本講座が硏究知見を提供し、公益財団法人福武財団がコレクションの素材使用を許可。出石国吉康雄勉強会が商品開発のための取材活動に協力いたしました。この活動には、行政・民間の助成団体や後楽館高校PTAが資金を提供し、地元企業が商品の制作をCSRの一環として破格の条件で請け負い、国吉祭2016の会場で販売にまでこぎつけました。
 

国吉祭の運営

 
2013年に出石町で初めて開催された《国吉祭》は、以来、毎年続けられてきた国吉康雄の作品と研究資料をコンテンツとした体感型イベントです。この企画は、2016年の第4回より、岡山大学の国吉康雄研究講座生が企画を引き継ぎ、10月21日(金)の前夜祭から、22日(土)、23日(日)の期間、ルネスホール(岡山市北区)にて、出石町はもちろん、岡山県や岡山市、地域企業の支援を受けて開催いたしました。本年も、11月の舞台劇《老いた道化の肖像を巡る幾つかの懸念》の公演と関連プログラムの実施が予定されています。 詳しくはこちら

 

日系アメリカ人アーティスト研究

近代の日本は、多くの移民をアメリカに送り出してきました。彼らの中にはアメリカにその才能を発見され、教育の機会とチャン スを生かし、国吉康雄のようにアーティストとしてアメリカに生きた者が多くいます。そんな先人たちの活躍を受け、第二次世 界大戦後も多くの日本人アーティストがアメリカに渡りました。今、アメリカでの国吉康雄の再評価が進んでいることを受け、 その議論を日系アメリカ人アーティストに広げ、その活動を紹介しています。

 
 

 

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About Us

組織概要

名称

岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄研究講座》 / 国吉康雄プロジェクト

所在地 / 連絡先

〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1  Tel 086-251-7633(直通)

講座設立 / プロジェクト発足

2015年10月 / 2012年4月

連携先

公益財団法人福武教育文化振興財団 / 公益財団法人福武財団

スタッフ数

常勤3名

 
 
《バンダナをつけた女》油彩/1936年/87.0×64.7cm/福武コレクション

Contact

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